【23歳】のエストレヤをレビューするよ!キャブ車のほうがオススメ

Tuesday, January 4, 2022

車・バイク

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今回は日本専用モデルの、カワサキ エストレヤの紹介です。
いつものように紹介動画を作っています。



カワサキのエストレヤはネオクラシックと呼ばれるジャンルです。かつて目黒製作所というバイクメーカーがあり、後に川崎重工に吸収されました。その目黒製作所が製造していたメグロジュニアシリーズというバイクがあり、それをモデルに新規開発したのがエストレヤです。絶対性能ではなく、乗り味重視のバイクになります。なお、エストレアという表記も見られますが、エストレヤのほうが正しいです。モデルの表記としてはEstrellaになりますが、スペイン語で星という意味になります。


エンジンは当時はOHVでしたが、OHCに変わっています。説明は省略しますが、進化版という感じで、カムの位置が変わっています。また、ロングストローク型のエンジンになっていて、ピストンの上下運動が長めです。高回転には弱いですが、トルクもあって乗りやすいタイプになります。エンストしにくくて、ちょっとしたオフロードも走れます。

また、エストレヤはメッキパーツを多用しています。保護の目的もありますが、デザインを重視しているというのもあります。流石に雨ざらしでずっと置いておくと錆びてしまいますが、定期的に清掃するだけでもメッキの持ちはだいぶ変わってきます。

写真のマフラーは新品に買いなおしていますが、フェンダーやサスペンションは20年以上前のものです。サスは流石に劣化していると思いますが、騙し騙し使っている感じです。

エストレヤは1992年にデビューし、25年にも及ぶロングセラーになりました。
・1992年にデビュー
・1997年にカスタムとRSが登場。カスタムはセパレートシートや前後ドラムブレーキでデザインを重視しています。RSは写真のようにディスクブレーキです
・2002年に兄弟車の250TRが登場
・2007年にインジェクション化。これによってフロントディスク、リアドラムに一本化されます。
・2017年に生産終了


エンジンのところでも説明しましたが、エストレヤは最高でも時速80kmにしたほうがいいと思います。高速などで100kmまでは出すこともできますが、連続走行するとノイズが凄くなりますし、エンジンオイルが減ることもあります。理想的には60kmでゆっくり走るほうがいいと思います。

最後にエストレヤのいいところ、悪いところをまとめます。

良いところ
・乗っていて疲れない
・60kmで流すだけで十分に雰囲気を楽しめる
・乗り味は軽くてヒラヒラ感も楽しめる
・エンストしにくくて扱いやすい
・デザインがレトロで雰囲気がいい
・メッキパーツも多くて綺麗

悪いところ
・絶対的なスピード、加速力はない
・冬は暖気前にエンストしやすい
・カムチェーンが伸びやすいことがある
・最近では価格上昇していて、盗難がちょっと不安

ちなみに、製造されてからだいぶ年数も経ってきたので、もし買うのであればキャブ車の方をお勧めします。電気的なパーツが少ないので、壊れた時のトラブルシュートがしやすいのと、修理の方法が色々あるからです。まだ、インジェクション採用車でメーカー欠品になっているものは無いと思いますが、もう5年くらいすると状況は変わってくると思います。


 

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